平成14年の商業登記規則等の改正により、それまで商号に使用できなかったローマ字その他の符号が使用できるようになりました。

商号に使用できる符号

(1)ローマ字(大文字及び小文字)

(2)アラビヤ数字

(3)「&」(アンパサンド)

「’」(アポストロフィー)

「,」(コンマ)

「-」(ハイフン)

「.」(ピリオド)

「・」(中点)

※(3)の符号は、字句を区切る際の符号として使用する場合に限り用いることができます。商号の先頭又は末尾に用いることはできません。ただし、「.」(ピリオド)については、その直前にローマ字を用いた場合に省略を表すものとして商号の末尾に用いることもできます。

※ローマ字を用いて複数の単語を表記する場合に限り、当該単語の間を区切るために空白(スペース)を用いることもできます。

これにより、ローマ字と日本文字を組み合わせた商号(「ABC東日本株式会社」など)だけでなく、ローマ字だけ(「ABC株式会社」など)、数字だけ(「777株式会社」など)の商号も可能となりました。